弁護士石井です。
『あやしい催眠商法だましの全手口』という本を読みました。
かつて、催眠商法をしている会社で働いていた人が書いた本です。
催眠商法とは、会場を借り切って、高齢者を集め、商品を買わせる手法です。
昔、近所でも、そんな会場がありました。
本の中では、具体的に何日前に何をしているのかなどのスケジュールまで書かれていて、どうして高額商品を買ってしまうのかがよくわかります。
拍手をさせる
売り出しが始まると、カーテンなどで会場が狭められる。これは、売り出しとともに客が減ったと感づかせないためだ。
さらに、ご注文の張り紙がずらりと張り出される。これは実際の注文するよりもかなり多めに、架空の名前を張り出している。そうすることで、売れているように見せかけている。
2日目 門外不出の秘薬の研究結果を発表する
内緒でサービスをする
行けば間違いなく楽しい。孫のような若い子に親切にしてもらえる。商品も素晴らしい。ここで買わない理由を見つけることが困難になる。
影響力の武器などの書籍には、人が騙される真理が書かれていますが。それが思いっきり使われています。
親が、妙にお土産を持ち帰ったり、家に不要な日用品が増えている場合には、怪しい集会に行ってないかチェックした方が良いかもしれません。
そのときのために、あらかじめ、催眠商法の手口を押さえておくには良い一冊です。
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