あやしい催眠商法の手口

あやしい催眠商法 悪質商法

弁護士石井です。

『あやしい催眠商法だましの全手口』という本を読みました。

 

あやしい催眠商法

かつて、催眠商法をしている会社で働いていた人が書いた本です。

催眠商法とは、会場を借り切って、高齢者を集め、商品を買わせる手法です。

昔、近所でも、そんな会場がありました。

本の中では、具体的に何日前に何をしているのかなどのスケジュールまで書かれていて、どうして高額商品を買ってしまうのかがよくわかります。

 

拍手をさせる

売り出しが始まると、カーテンなどで会場が狭められる。これは、売り出しとともに客が減ったと感づかせないためだ。

さらに、ご注文の張り紙がずらりと張り出される。これは実際の注文するよりもかなり多めに、架空の名前を張り出している。そうすることで、売れているように見せかけている。

2日目 門外不出の秘薬の研究結果を発表する

内緒でサービスをする

行けば間違いなく楽しい。孫のような若い子に親切にしてもらえる。商品も素晴らしい。ここで買わない理由を見つけることが困難になる。

 

影響力の武器などの書籍には、人が騙される真理が書かれていますが。それが思いっきり使われています。

親が、妙にお土産を持ち帰ったり、家に不要な日用品が増えている場合には、怪しい集会に行ってないかチェックした方が良いかもしれません。

そのときのために、あらかじめ、催眠商法の手口を押さえておくには良い一冊です。

 

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
Posted with Amakuri at 2018.11.19
ロバート・B・チャルディーニ
誠信書房

 

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