小田原の更生保護施設訪問

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弁護士石井です。

先日、小田原市内にある更生保護施設、報徳更生寮に行き、見学させてもらいました。

更生保護施設

刑事事件の結果、行き場のない人が、一定期間、過ごせる場所です。
たとえば、ここを住所とすることで、仕事を見つけやすくなり、社会復帰につながります。

弁護士の活動は、どうしても裁判が中心となり、判決後の被告人の様子がわかりにくい立場にあります。
ふと、被告人のことを思い出し、「彼は社会復帰できたのか」と心配になることも多いです。

社会復帰の一つの方法として、更生保護施設を経由するということもあるので、そのイメージをしっかり持つため、見学させていただき、施設長からも直接お話を聞くことができました。

 

この施設では、最初は集団部屋、その後、個室で寝泊まりすることになります。
入所から55日間は食事も出してもらえるそうです。その後は有料。国の方針により、この無料期間は、徐々に短縮されていて、入所者は、少しでも早く収入を得なければならない立場にあるとのこと。

この施設では、入所者の7割程度が、仮釈放の人だそうです。
刑務所で過ごしているものの、刑に定められた満期前に釈放される人です。
また、満期まで過ごした人も、執行猶予判決を受けた人もいます。
そのような人が、施設経由で、仕事に就くという流れです。

入所者のほとんどが、「人間としての幸せを感じたことがない」という話もされました。
このような施設で、仕事に就くきっかけを作るだけではなく、人との触れあいの機会を作ることで、更生につながるのではないかという話でした。

 

今回の話を、刑事弁護活動に役立てていきます。

 

厚木の弁護士事務所 相模川法律事務所

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