正社員への道

弁護士の香崎です。

かつて、女性が結婚相手の男性に求める条件として、「三高」というものがあり
ました。「高身長、高収入、高学歴」のことです。しかし、最近聞いた話では、こ

れはもう死語であり、現在これは「正社員であること」に変わっているそうです。

雇用情勢はこの20年ほどですっかり様変わりした観があります。雇用は、安
定した社会の実現のためには極めて重要なものだと思いますが、悪化の一途

をたどっているような気がしてなりません。

現状だと、有期雇用契約で働く人は、何年勤めようが、期間の終わりには更新

拒否の不安に直面します。しかし、間もなく「労働契約法」が改正される可能性

があるようで、改正されると、有期雇用契約の労働者が契約を更新され5年以

上たった場合、無期雇用に転換できる権利を与えられることになるかもしれま

せん。
期間以外にも色々と正社員に比べて不平等が多いと思いますが、まずは少し

ずつでも状況を改善すべきと思います。

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(お知らせ)
さて、話は全く変わりますが、私はこのブログの連載に当たり、何回かに1回は
くだけた話をするようにしてきました。それは、法律という堅い話の中で、一服
の清涼剤のようなものにするつもりでした。
ところが、その清涼剤の一つがメインディッシュと化したかのような様相を呈し
て来ました。1月25日に執筆したバカ話が、何と翌2月の月間アクセス数で堂
々の第2位にランクされているではありませんか。
このままでは、皆様に「法律について分かりやすく紹介していく」という私の崇高

な理想が、この清涼剤の洪水によって沈没してしまいます。一服の清涼剤に主
役の座を明け渡すのは私の本意ではありませんので、この1月25日の執筆は、
惜しまれつつ姿を消すこととしました。
しかし、皆さん、ご安心ください。今後も1~2か月に1回は一服の清涼剤をお
届けするつもりです。主役級にならない程度の、適度な清涼剤となりますが、そ
れはご了承下さい。

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