週刊ダイヤモンドの「離婚・再婚の損得」特集

弁護士石井です。

今週の週刊ダイヤモンドの第一特集が、

「離婚・再婚の損得」

だったので、読んでみました。

再婚特集は珍しいですね。

離婚については、よくある話がまとめられている印象です。

・親権の問題
→　日本では、現在、母親側が親権を取るケースが８割

・子どもとの面会
→　５８％が、１ヶ月に１回以上

・慰謝料
→　５００万円以上はレアケース。性格の不一致では、原則０円。

子育て世代でも、熟年離婚でも問題になるのが、離婚後の生活費。
年金分割で受け取れる金額がいくらなのか、児童扶養手当等で得られる収入がいくらなのか、
世話してくれる場所があれば良いですが、自立しなければならない場合、シミュレーションが大事です。

気になった再婚特集は、損得の問題や法的な問題にはあまり触れられていませんでした。
相性とか、家族関係で気をつけなければならないポイントが中心。

ただ、トラブル防止のため、遺言書の作成は大事であると説明されています。
前の配偶者との間に子がいたりすると、家族関係が複雑になりますので、
遺言が必須、となるケースが多いです。

しっかり考えておきましょう。

週刊ダイヤモンド 2013年 9/28号 [雑誌]
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