弁護士の石井です。
いま、ベストセラーの『KAGEROU』が事務所で流行っています。
発売日に買ったところ、テレビで取り上げられていることから、意外にみんな知っていて、「話題になっているから読んでみよう」と思うことが多いようです。
事務所のスタッフの感想は・・・
「次回作はなさそうですね」
「・・・何も記憶に残らなかったんですよね」
「××××」(率直すぎて書けない)
という、amazonのカスタマーレビューと同じようなものでした。
しかし、すでに100万部突破している大ベストセラーです。
私が思うに、この酷評は意図されたものではないでしょうか。
おそらく、先行きが見えない今の日本で、みんな未来に不安を感じている、それをどこかにぶつけたい!
日本政府への怒りをぶつけたい!
「そんなときに、この小説があるよ」
という一冊。
PRも効果的に使ったすさまじい戦略であると考えます。
どこまで、いつまで売れるか注目していきたいですね。
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