SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドを2週間使ってみたレビュー

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弁護士石井です。

PHILIPSの睡眠ツールを購入して、2週間ほど使ってみたのでレビューしておきます。

今年は、こういうガジェットをほとんど買っていなかったのですが、最終月に衝動買い。

私は20代前半から、短時間睡眠を試してみて死にそうになったりするなど、睡眠改善歴は長いです。
数年前に、ショートスリーパーは遺伝子という話を聞き、絶望していました。

3時間睡眠とかは無理にしても、ツールで多少は短縮できるのではないかと、購入したのは、こちら。

 

SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド

 

睡眠の質は、コントロールする時代へ。SmartSleep ディープスリープ ヘッドバンド❘Philips
ヘッドバンド型ウェアラブルデバイスSmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドは、毎日が忙しく十分に睡眠時間が確保できない現代人の深睡眠の質を高め、日中の活力を高めることを目的に開発。専用アプリ-SleepMapper-との連携で、あなたの睡眠の質を日々トラッキングできます。18歳以上で一晩の睡眠時間が6時間未...

かぶって眠ると、睡眠の質が高まるっぽいです。

 

その効果説明は?

公式サイトの説明はこちら。

「睡眠の状態を測定。深い睡眠に入ると独自のアルゴリズムにより耳元に柔らかいオーディオトーンを流します。オーディオトーンで深い睡眠の質を高める事を目的に開発。」

 

はい、大丈夫でしょうかね。

将来、消費者庁から措置命令とか出ないことを祈ります。
みなさま、購入の際には自己責任で。

ただ、広告では、睡眠の質が高まるとの記載はされておらず、「高める事を目的に開発」って書いてありますからね。
高める事を目的に開発したけど、みなさんの睡眠の質が高まるなんて言ってないよ、と言えるかもしれません。

将来のことを不安がっていても仕方ないので、個人的な感想だけ述べておきましょう。

 

なお、この商品は、

2週間のお試しで睡眠の質に変化を感じない場合は全額返金

ができるとのことです。

購入時期に制限があったり、購入日から30日以内とあるので、細かい条件は上記サイトでチェックしてみてください。

 

 

ディープスリープ ヘッドバンドの使い方

耳の後ろにジェル付きのセンサーを貼ります。
ヘッドセットをかぶります。
ヘッドセットとセンサーをつなぐ。
耳の後ろのセンサーとおでこのセンサーで脳波を測定するらしいです。
スイッチを押して寝る。

このセンサーは、2,3回で使い捨てるようにとの指示があります。
最初に30個が同封されています。
交換用のセンサーは12月下旬に発売予定。値段はまだ不明。

現時点では、ランニングコストがいくらかかるのかわからないわけですね。

 

 

 

装着感

オーディオトーンが流れるということで、耳までかぶる必要があります。

一番ゆるくして装着いるのですが、それでも結構、きつく感じます。
早朝に目覚めた際、耳が痛いこともあります。

こんなんで睡眠の質が高まるのか?

 

 

アプリと連携

アプリで睡眠の質を計測してくれます。
レム睡眠とかノンレム睡眠のグラフですね。

睡眠グラフ

 

ここで、睡眠が深い時期に「ブースト」という表現を使っています。
ブースト時間がどれくらいかをアプリで確認できます。

何となく睡眠の質が高まっているっぽい表現ではないですか。

睡眠スコア

 

 

感覚値

正直なところ、睡眠の質については、よく眠れた日もあれば、結局眠れない日もあります。
目覚めの時間帯など安定してきている一方で、装着感がいまいちなので、目覚めが爽快なわけでもないです。

 

別の測定値との整合性

睡眠の質については、アップルウォッチでも計測しています。
こちらと連携しているSleepWatchというアプリで、睡眠の質を計測しています。

トータルの睡眠時間のほかに、深い眠りだった時間が計測されます。
トータル時間よりも、深い眠りのほうが大事です。

睡眠のグラフについては、2つのアプリでほぼ同じ形になっていることから、この類の計測結果も、そこそこ信頼できそうだと分かりました。

ということは、今回のSmartSleep ディープスリープ ヘッドバンドの装着により、SleepWatchの睡眠データが改善されていれば、効果ありといえそうです。

 

アプリで深い睡眠時間のデータを見ると、
導入してからのスコアは、4.6~4.7時間くらい。
導入直前が4.5時間くらい。微妙に増えているくらい。

 

 

ただ、10月は4.1とかで、8月も4.1あたり。まあ、8月は猛暑で眠れないという事情。
6月、9月あたりも4.4くらいなので、4.6~4.7は、中の上くらいです。

 

次に、深い睡眠のパーセンテージです。
トータル睡眠時間が少なくても、深い眠りのパーセンテージが高いならば、短い時間で質が高い眠りということで、その分、起床しての活動時間が増えます。

 

使用後は、60%台後半。


67%以上の数値を3週連続で計測できているのは、4月以来なので、この数字は良いのですが、1月まで遡ると、70%台連発しているので、やはり季節要因なのかも、という気もします。冬は寒いのでよく眠れるという。

客観的な数字だけ見ると、多少改善していそうな気もするけど、季節変動的な要因の可能性も大という結果。

主観的な改善実感がないので、残り数日で良いデータがでなければ返品するかも、といった具合です。

 

同居家族等の反応

変なものつけて寝るな
子供が興奮して眠れなくなる
怪しい

 

このヘッドセットをつけたうえに、喉の乾燥防止のためマスク装着。
さらに、深い睡眠に有効とされる、光の遮断のためアイマスク装着。

たぶん、外気にさらされているのは、頬の一部しかなく、これでは、サンタさんが来ても私だと気づいてもらえません・・・。

 

また、夏には装着しないでしょうね。

 

 

以上から、万人に勧められるわけではありませんが、睡眠の質を5%くらいでも改善できれば良いというには、試してみたら?
という程度のオススメ度です。

私自身、2回くらい返品しようと考えていて、今も迷ってくるくらいです。

 

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