片づけブームと契約書の複雑性

弁護士石井琢磨です。

片づけブームが続いています。
本屋では片づけ本コーナーができています。

片づけのポイントは
1 捨てる
2 残った物の定位置を決め、そこに置く。

1 「捨てる」に必要な能力は、決断力
2-1 「定位置を決める」ために必要な能力は、想像力
2-2 「定位置に置く」ために必要な能力は、習慣力

自分を振り返ってみると、不足しているのは、3の習慣力のようです。
定位置を決めても、そこに戻すのが面倒くさい。だから、定位置という規律が崩れていく。
定位置に置く癖を付けて周囲をシンプルにしていきたいと思います。

シンプルにするというのは、私たちの仕事で言うと、契約書の作成がまさにそうです。

契約書を作る際も
1 不要な条項は捨てる
2 残った条項の定位置を考えて配置する
という作業をすると、シンプルなものができます。

その際にも、その契約をどのようなシーンに使うのか、想像力を働かせることが必要になります。

ちなみに、契約書は、その目的によってはシンプルにしない方が良いこともあります。
私たちが目にする契約書においては、

あえて分かりにくくして、自分に有利なようにしている

というものも多いです。

契約書をあなどってはいけません。
事業者の場合には、契約書の1行で1億円以上もの結果が変わることがあります。

それまでの努力が、契約書の1行で無駄になってしまう、そんな結果だけは避けたいですね。
大事な契約をする際には、ぜひ法律家に相談してみてください。

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